Model Cから採用されたチューブフレームは、その後のLambrettaの基礎となりました。
仕様
- 生産年月 :
- 1950年2月 - 1951年11月
- 全生産台数 :
- 87.500台
- 排気量 :
- 125cc
- ボアxストローク :
- 52mm × 58mm<
- 気化器 :
- Dellorto(デロルト) MA 16
- 変速機 :
- Teleflex(テレフレックス)社製ハンドシフトレバー式3段
- 最高出力 :
- 4.3PS / 4.500r.p.m
- 最高速度 :
- 65-70Km/h
- タイヤ :
- 4×7
- ブレーキ :
- アルミニウム・フィン付きドラムブレーキ
- 燃料タンク容量 :
- 6L(リサーブ0.7L)
- 燃料消費量 :
- 50Km/L
- 車両重量 :
- 70Kg
- 全長 :
- 1,730mm
- 全高 :
- 820mm
- 全幅 :
- 730mm(ハンドルバー)
- 塗色 :
- グリーン、ブルー、ベージュ、レッド、全てメタリック色
- 価格 :
- 156リラ(当時)
- 備考 :
- 空冷エンジン。リアシート、弁当箱、スペアタイヤ・ホルダーはオプショナルパーツ。
特徴
- バージョンI(1950年) :
- 不規則な四角形ボックスに「Teleflex」が刻印された変速機ケーブル、59x10 mmのセクション・レバー・マウントを備えたModel B 125のハンドルバー・レバー(シングル・クラスプ付きリア・グローブボックス、Model Cの最初のいくつかの機体のみ)。
- バージョンII(1951年) :
- 楯形のボックスに刻印なしの変速機ケーブル、44×10 mmのセクション・レバー・マウントを備えた小型のハンドルバー・レバー、補強したリア・ダンパー・マウント。
年別フレーム番号
- 1950年 :
- 050001 – 084757
- 1951年 :
- 084758 – 013750
配色と仕上げ
- ボディ・カラー・パーツ :
- フォーク、フレーム、レッグシールド、燃料タンク、ツールボックスとフタ、2本のツールボックス・バー、ヘッドランプ、フロントとリア・マッドガード、ステアリング・ヘッド・バッジ・マウント。
- アルミニウム塗装 :
- ホイール・ハブ、ホイール・リム、フロント・ブレーキ・シュー・バッキング・プレート、フロントとリア・サドル・フレーム(すべての大小スプリングを含む)、スタンド、フットボードの下に2つのクロスメンバー、ホーン・サポートとサークリップ、スペア・ホイール・マウント、ナンバー・プレート・マウント、ツール・キャリア・チューブとカバー。
- クランク・ケースとフライホイール・カバー :
- アルミニウム・シルバー塗装
- キャブレター :
- アルミニウム・シルバー塗装のエア・フィルター、研磨仕上げのボディ、ニッケルメッキネジ、トリクルボタン付き自然仕上げのZama(ザマ)社製カバー。
- コントロール・ケーブル・シース :
- シルバーグレー。
- ブルー・ボディ :
- グレー・ゴム。
- ベージュ・ボディ :
- ベージュ・ゴム。
- サドル :
- リアに「Aquila Continentale」と書かれたミッドブラウン、グレイン仕上げのイミテーション・レザー。リア・サドルの形が正方形または三角形のいずれかである。特に初期のモデルには、オークルイエローのサドルがある。
- 排気管 :
- バージョンI:ニッケルメッキ(溶接タイプ)
- バージョンII:不透明ブラック(除去可能なタイプ)。
クロムメッキパーツ
- フレーム/ボディ :
- ハンドルバーとフィッティング(ネジ、キャップ)ステアリング・ヘッド・ケーブル・クリップ、ブレーキ・ペダル、上側ステアリング・ベアリング・サポート・プレート。
- 電気パーツ :
- フロントとリア・ランプ・ベゼル、ホーン・カバー、ライト・スイッチ・カバー。
- エンジン :
- キックスターター・ペダル
- ホイール :
- 大型キャップ・ナット(フロントには2つ、リアには1つ)。
ニッケルメッキパーツ
- フロントフォーク :
- フロント・ホイール・キャリア、ネジ、ピン、下部ステアリングbeatingシート。
- フレーム/ボディ :
- すべてのネジとボルト、ルブリケータ―
- 電気パーツ :
- ライト・スイッチ・カバー・ネジ。
- エンジン :
- レバー、スタッド、ネジ、給油キャップ、ダンパー・カバー、排気口(非開バージョンIのみ)、完全なTeleflexシース。
- ホイール :
- 小型キャップ・ナット、オープンナット、ブッシュ、ホイール。
研磨パーツ
- フレーム/ボディ :
- 大小アレン・ボルト。
- エンジン :
- 大小スプリング。
光沢パーツ
- フレーム/ボディ :
- ハンドルレバー・レバー。フロアボード・ランナー。
メンテナンス・データ
- 燃料/オイル混合物 :
- 5%
- 点火プラグ :
- Bosch(ボッシュ) 225ショート・スレッド
- 潤滑油 :
- SAE 15/50、180g
- 終減速機 :
- SAE 15/50、約100g
- キャブレター :
- Dellorto(デロルト)社製 MA 16 : 最大ジェット65、最小45、バルブ55
- Zenith(ゼニス)社製 : 最大ジェット80/84、最小40
- 点火進角 :
- 26°、フライホイール円周より33-35mmに
Lechlerシステム・カラー
- ライトオリーブカーキ 8027
- シャモア 8011
- スペシャルブルーは使用不能(最古の125 LCのみ)
- アルミニウム(エンジン/フレーム):Fiat 690アルミニウム塗装